まず後ろの電池を出し入れする為の蓋を開きます。
赤茶に見えるのは自作PC用に使われる紙ワッシャーです。
私は割と頻繁に開閉するので、ナットで蓋が傷つかないよう挟んでいます。
左右分で2つのスイッチ、Hi(12.2dB)とLow(6dB)があります。
お次は正面側を分解します。
正面側からじゃないと基板が取り出せない仕組みになっています。
四隅のネジは六角レンチで外します。
ボリュームツマミを外す時はローレット軸(ギザギザ)なので引っ張るだけでOKです。
通常分解するだけならツマミを外さなくても基板を取り出すことが出来ます。
では各部を見てみます。
まず気になるのはカップリングコンデンサと思われるIn-Outジャックの上に鎮座している奴ですね。
ちょっと見辛いですがELNA製 STARGET 10V 220μFと読めます。
これは一時期オーディオ関係で良く使われた銘柄だとネットの情報で読みました。
現在も一部ネット通販で入手可能なようです。
このコンデンサがLT1の味付けに大いに貢献していると思われます。
ここを変えるとまた違った味付けになるんでしょうね。
いつかやってみたい気もしますが、今は勿体無いのでそのままで行きます。
ボリュームはCTR(メーカー名?) 2連タイプでBカーブ50kΩのようです。
ネットで検索してもヒットしませんでした。
大きさはマルツパーツで購入できるRD925Gタイプとほぼ一緒で、外径10mm×12mm×9mm
軸は6φ ローレット軸タイプです。
前回も書きましたがギャングエラーがある固体です。
ボリュームによって音色が変わるとも言われていますが、それを承知の上で近々RD925G Aカーブ50kΩに交換する予定です。
人柱erの血が騒ぐ!
では基板の実装面です。
中央付近にある黒い8本足×2個のオペアンプの表面は削り取られて判別不能です。
左右それぞれ独立した回路で作られているようです。
この辺になると全然分からない世界です。
Gain切替えスイッチからのパターンを辿ると、オペアンプ右隣に並んでいるチップ抵抗でGainを決定しているようなので、抵抗値を変更すればGainを落としたり出来るのかな?
正直、Gainは1倍でも十分音量が取れるのですが、設計上仕方が無いのかな。
今は自信が無いので弄れません。
最後に反対面の全体を。
ではでは、この辺で。
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