2011年2月6日日曜日

SHURE SE315 のレビュー的なもの

SHURE SE315

基本性能等は↑をクリックしてSHUREの日本サイトで確認願います。
店頭買いしたのですが、元々スケルトン系は好きだったのと、SE315の黒は何か妙に安っぽくみえてしまったので私はクリアを購入しました。


ネット上の画像だと黒も格好良く見えるんですけどね。
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さて、買った当初の第一印象を思い出しますと、「シングルBAでここまで低音がでるのか!」ってくらい低音番長に感じました。
がしかし、数日慣らした後には番長さんは何処かへ行ってしまって、フラットめか、やや低音寄りのカマボコに落ち着きました。
現在は十分に安定したと思われるので、その状態での評価となります。

尚、今回は環境を一部変更しています。
iMod+UTSJ4.7μF&47研ケーブルの自作Dock+STEPDANCE+評価するイヤホン、
STEPDANCEの設定はCurrentがHi、GainはLow、ACアダプタ使用の12V供給となります。
SE315は純正ケーブル、購入時から装着されていたフォームチップMという構成です。

・音のバランス
上でも書きましたが、フラットからやや低音寄りのカマボコ

・音質
高音域は刺さりは全く無くサラリと鳴っていて、全体からすると一番控えめに聞こえます。
中音域が一番主張してきます。軽快な音でアタック感はいい感じですが厚みはあまり感じません。
男女ボーカル共に、埋もれず明瞭に聞こえてきますが、感情表現はCK100にはやや劣る感じがします。
低音域は高音域に比べると多めに出ています。
量はそこそこですが、結構重低音側も出ていると感じます。
ボワボワでもなくキチキチに締まってもいない、程良く緩めの低音に感じます。

・その他
やや余韻の残る広めな印象です。
高音は眉毛の高さ、中音とボーカルは目の高さ、低音は鼻から耳の下辺りの高さから聞こえ、奥行きよりは左右に広い感じです。
大まかなイメージとしてはT字を逆さにした⊥な音の配置です。
本体形状とフォームチップのお陰で、フィット感は凄く良いです。
遮音性はかなり高く、音漏れもかなり少ないと思います。
解像度、分離感は良い方だとは思いますが、特筆する程では無い気がします。
付属ケーブルの曲がり具合を保持するワイヤーは、私が慣れていない所為もありますが、ちょっと邪魔くさく感じます。
ケーブル表面が少しザラザラしているのと、162cmと長いのでタッチノイズは結構あります。
黒のケーブルは表面処理が違うそうで、タッチノイズはクリアよりは少ないとの情報がありました。
使用頻度が高く、断線の可能性がある人や、リケーブルを楽しむ人には脱着式のケーブルはかなり有難いと思われます。

あと、私はH22年12月に19,800円で購入しましたが、コストパフォーマンス的にはそれ程良くはないかなと感じました。
交換用純正ケーブルもお高いのでマイナス点ですね。
現時点では16,800円まで下がっているので、その値段でしたらまずまずだと思います。
良い材質のケーブルへ交換するとまた違った面が出てくる可能性は秘めていると思います。
後ほど音質を無視した、取り回し最優先のケーブルを半自作したので、別記事にて御紹介します。
ではでは。








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