DN-68854ですが、DN-USB DACのレポ等を巡っていたら一つ疑問が。
それは「 DN-68854は何故、出力回路の中にOPAMP(BH3544)を入れているのか」と言うことです。
DN-USB DACはCS4344の出力として、LINE OUT(RCA端子)とヘッドホンアンプ出力(ボリューム+BH3544)に分けられています。
一方、DN-68854は出力一つ(RCA端子)で、LINE OUTと「ヘッドホン直繋ぎ」を想定しているからだと気付きました。
正直ヘッドホン等を3.5㎜ステレオミニのメス→RCA×2の変換ケーブルを使って DN-68854に繋ぐ人はどれだけいるのでしょうか。
ということで、この邪魔なBH3544を取り外してRCA端子までの回路を本来のLINE OUTにしてあげれば多少本来の音に近付くのではないでしょうか。
まぁCS4344の本来の音とか聴いた事は無いんですけどね…。
LINE OUT回路はCIRRUS LOGICのCDB4344 評価用ボード・データシート page.7を参考に組めばよさそうです。
丁度ECHUの2200pFもT51改造の時に余分に買ってあったので使えそうです。
これから CS4344→BH3544→RCA端子までの回路を追いかけて、改造プランを建ててみます。
追記 2012/2/28
プランが出来上がりました。
既存パターンを利用、電解コンデンサ、チップコンデンサ、チップ抵抗の入れ替え、及び撤去&ジャンパー飛ばし、一部抵抗を裏配置で実装できそうです。
財布と相談しつつ部品を手配しようと思います。
後日、別記事にて詳細を書きます。
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因みにサラッとPCのオンボード光出力からDN-68854を通してLXA-OT1に繋いでみた感想ですが、16bit 44.1kHzだとDN-NanoUSBDACと違いが分からなかったです。
24bit192kHzで出力すると、流石に高音部のかなり高い方や、量のあるボーカル(大合唱とか)はやや滑らかに変わって聞こえましたが、何というか全体的にパンチが効かないような感じにも聞こえました。
サンプリングレートをただ上げれば良くなる物でもないんだなと感じたところです。
良い機器ではまた違うんだと思いますが。
取り合えずLXA-OT1を煮詰めつつ、DN-68854も弄っていこうかなと思います。
ではでは。
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