2010年3月21日日曜日

Dockケーブル作成

今回はiModとポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)を繋ぐ、コンデンサ入りDockケーブルの作成記録です。

コンデンサにはお気に入りの東信工業㈱UTSJでも 50V 4.7μFを使用しました。
コネクタ内に収めてしまえるサイズだったのと、単に手持ちのUTSJがこれしか残ってなかったからです。

ケーブルはオヤイデ電気のレビューで絶賛されている47研究所(47Laboratory)の0.4mm 単線 無酸素銅 ポリエチレン被服です。
http://www.oyaide.com/catalog/products/p-353.html

Dockコネクタは千石電商タイプ。
(一部欠損させてしまいましたが仮組みして機能的に問題無い事を確認済みです。勿体無いので…。)

3.5㎜ステレオミニプラグはオヤイデ電気のP-3.5G (金メッキ)を。
あまり外径が太いとMUSIC MAX LT1のボリュームと干渉しそうなのでこれを選択。
安いし、取り敢えず金メッキだし。

写真一番左のカーボンカラーチューブ1/4 6.35mmは47研のケーブルが太過ぎて出番がありませんでした。

一応狙いとしては、
・CK100に高音域がもう少し欲しい
・もし低音域が少しでも増えれば嬉しい
というところです。

では逝ってみよう!

先ずは2,3,4番にピンを挿して凡そのイメージを頭に描きます。


GND用のケーブルとLRのコンデンサーの足を整えたところ。
念の為一部熱収縮チューブで保護しています。

それぞれをハンダ付けしたところ。
47研のケーブル被服が太過ぎですが何とか収まりそうな雰囲気。
iModとPHPAを纏めるシリコンバンドの色と似た熱収縮チューブをケーブルに被せてみました。


グルーガンである程度固定します。
あとは左右のポッチ部品とカバーを取付けてDockコネクタ側は完了です。

次は3.5㎜ステレオミニプラグへ。

相変わらず汚いハンダ…。
しかも一度ケース部を通し忘れと、左右間違えてますorz


ここにもグルーガン処理をして断線予防をします。
他のDockケーブル作者様の方法をパクリまくりです。

更にデザイン性も兼ねて熱収縮チューブを重ねます。
この状態のままだとケースに入りきらなかったので、少々カッターで削りました。

完成状態です。
とても三つ編みになど出来る太さじゃないのでスパイラル状に纏めました。
まぁ初Dockケーブル作成にしては、まずまずでは無いでしょうか(見栄え的に)。

実際に装着するとこんな具合です。
コネクタがキチンと締まり切らず隙間があいてますが気にしない…。
ケーブルの被服がかなり硬くて、この形に癖が付き切らず真っ直ぐに戻ろうとします。
なのでPHPAのジャックとiMod本体のDockコネクタに負担が少し掛かっているのが気になります。
このケーブルはDockケーブルには向かないかも。

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さて肝心の音ですが、前回作成したコンデンサにょっきりDockコネクタ+LT1付属3.5-3.5㎜ステレオミニケーブルと比較してみると、極僅かに全体の音が軽くなった印象です。
何か欠落したようでもなく、迫力というか音の厚みが減ったといえば良いでしょうか。
これは、以前評価DockでUTSJの47μFと4.7μFを比較してみた時に感じた物と同じでした。
ただ4.7μFはバーンインにそれ程時間を掛けていないので、もしかしたら今後47μFと遜色ない音に落ち着く可能性もあります。(負け惜しみ)
そうそう狙い通りには行きませんね。

MUSIC MAX LT1のバーンインもまだ終わっていない様なので、もう少し時間を掛けて見極めたいと思います。

次は自作Dockケーブルの定番ともいえる、オーグラインで作ってみようかな。
ではでは、この辺で。






 

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