2011年1月3日月曜日

MUSIC MAX LT1のボリューム交換

先ずは新年のご挨拶から…。
え~、貧乏臭くて大した内容もないブログですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

と言う事で、検索ワード「MUSIC MAX LT1」で当ブログへお越しの方が一番多いようなので、LT1絡みの記事から2011年をスタートしてみようと思います。

以前LT1のギャングエラー対策としてボリューム交換を考えましたが、Chu Moyアンプらしき物で実験した際に効果が見込めなかった為に無期保留と致しました。
が、その後DiyModにRockboxを再導入致しまして、Rockbox上でボリューム調整してからPHPAへ流す事が可能になりました。
そこで「ボリューム交換でLT1がどんな音に変わるのか?」という想いがムクムクと大きくなり、居ても立っても居られず、遂にやってしまいました。



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先ずは作業前の状態から。

○最初にハンダ吸取線を使いながらボリュームを取り外します。
スルーホールのハンダがなかなか吸取れずに苦戦してしまいました。
元のボリュームにも少なからずダメージが残ると思うので、再使用をしないと決断すればボリュームを破壊してさっさと取り外し作業を終わらせた方が基板にも優しいと思われます。
実際、ボリュームをそのまま外す事を選択した私は基板のランドを傷めてしまいました。

○次は新しい2連ボリュームRD925G 50kΩ Aカーブ(以前にも登場したコレ)をハンダ付けします。
「ハンダ付けするだけの簡単なお仕事です」なんて思っていましたが甘かった…。
仮組みをして、万が一の場合に備え壊れてもいいイヤホンとDAPを繋げ、適当な曲を流してみて愕然としました。
症状としては、ボリュームの0から半分程度までは本来Rch(Lだったかも)の音が両方から出る、
半分以上回すとフワッとステレオに変化、と言う物でした。

最初は熱でボリュームが壊れたかと思い、元のボリュームを付け直しても変わらず。
次に別のRD925Gを取り付けても変わらず。
更に「音を出し続けて慣らせば直るかな?」なんてアホ事を考えて一晩慣らし続けても改善せず。

色々調べてみると上の写真で見ると左上、左下のランドがGNDで、その左上のスルーホールを通して表面のGNDに繋がっていました。
そのスルーホールを壊していた所為でボリュームのGNDが中に浮いた状態でした。
どうしたものかと思い、左上部分にハンダを多めに流しても導通せず、最終的に近くのGNDにジャンパ線を飛ばしました。

見栄えは最悪ですが、機能は回復しましたので良しとします。
違う角度からの画像も一応。



○あとはケースに収めます。
元のボリュームはローレット軸(ギザギザ)、新しい方はストレートに溝なのでツマミは流用出来ません。

元のツマミと同じ外径φ11㍉のツマミが見付からず、探した限り一番小さそうなツマミを(Linkman 【12.5X15HRNS白標】ツマミ 12.5φ)をマルツパーツさんから取り寄せました。


見た目はマズマズですが、外径が太くなった為インプット側に使えるプラグが細い物に限定されます。
ツマミの中心が僅かにずれているので、オヤイデ電気さんのP-3.5G (金メッキ)でもギリギリ触れます。
苦肉の策で車のタイヤのバルブキャップを熱収縮チューブを介して付けてみたのがコチラ。

しかし、軸とツマミが少し滑るので結局戻しました。

何はともあれ以上でMUSIC MAX LT1のボリューム交換作業は完了です。
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ちょっと書き疲れてしまったので、肝心の音の変化については次の記事で。
ではでは。





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