2010年12月31日金曜日

今更ながらVictor HP-FXC70のレビュー

お久しぶりです。
前回から早半年…。
ダメっぷり全開のakiccyoで御座います。
何とか年内の更新をと思っていましたが、ギリギリ何とか更新出来たようです。

さて、需要は既に無いと思いますし、最早入手も困難でありますが、前回の記事に書いたとおりVictor HP-FXC70のレビュー的な物を物凄く簡単にですが書いてみます。

このFXCシリーズ(50、70)の特徴は、
「新開発“デュアルシリンダー構造”の採用により、高臨場感サウンドを再生」
「新開発“トップマウント構造”の採用により、高精細サウンドを再生」
となっています。
※共にメーカーHPより抜粋
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何時も通りの環境、 iMod+UTSJ4.7μF&47研ケーブルの自作Dock+LT1+FXC70、
付属イヤーピース(サイズM、初期のメッシュ無し)で実際に聴いてみて感じた事としては、

・音のバランス
少し低音寄りの弱ドンシャリという感じだが、ボワつきは無くスッキリ・シャッキリしていて、
低音好きな人ならばフラット目に感じるかも。

・音質
鼓膜にダイレクトに音が届いている感が強く、他のイヤホンとはかなり違った感覚。
装着感とは別の、音の圧迫感みたいなのが感じられました。
高音はシャッキリしていて上記のようなダイレクト感が一番感じられます。
個人的にはちょっと聴き疲れします。
低音はボワ付かず締まりの良い音です。
重低音のズズーンという余韻はあまり出ず、ズンと言う感じ。
中音は高、低音ほど主張はしてきませんが必要十分な量が出ています。
ボーカルはほんの少しだけ遠めかなと感じる事があります。
サ行等の刺さりは少しあると思いますが、酷くは無いレベルです。

・その他
ダイレクト感と共に音場は狭く感じます。
解像度はそれなりに高く感じますが、「非常に高い」とは言えないレベル。
個人的にシリコン製のイヤーピースが苦手な所為もあって、付属イヤーピースでの装着感は異物感がありました。
現在はマシュマロ(EP-FX4)を使って装着感をアップさせています。
マシュマロ使用では音全体が少しまろやかになります。
タッチノイズは少しあります。
遮音性は完全ではありませんがかなり高いです。
ネット上ではユニット出口が錆びるとか、音が出なくなる故障が起こるとの情報があります。
恐らくですが、水分(耳の湿気等)に弱いと思われます。

総合的にみると、良く出来たイヤホンだと思います。
特有のダイレクト感、圧迫感が気に入るかどうかで評価が分かれそうです。

後継機であるFXC71を家電屋さんで試聴してみました。
DAPはトランセンドのMP320です。
FXC51、71ではユニットより後ろの構造に手が加えられています。
この構造の所為か、全体的に音が上品というか大人めで特徴的なものが薄れているように感じました。
より無難な方向とでもいいましょうか、万人向けな感じです。
ちょい聴きなのであまり参考にはならないと思いますが。

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FXC70のレビュー的なものは以上です。

今後は半年の間に少し溜め込んだネタを記事にしていこうと思います。
主なネタは、
・「Chu Moyアンプらしき物」のその後
・MUSIC MAX LT1のボリューム交換
・SHURE SE315のレビューらしき物
こんなところでしょうか。

では来年もボチボチ記事を書いていこうと思いますので宜しくお願い致します。
ではでは、みなさん良いお年をお迎えください。





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