一応、ケース製作編とは謳っていますが、作業に夢中で殆んど写真撮影してませんでした…。
取り敢えずフロントパネルの製作途中をば。
※1/26AM 記事を少々修正加筆しました。大きな変更はありません。
いきなりこの状態です(笑
ヘアライン加工は適当な木板にビスを使ってアルミ板を固定し、更にもう一枚厚手の木板を一辺に沿わせヤスリ掛けが一直線を保つようにしました。
ちょっとでも曲がると非常に目立つので一心不乱にゴシゴシしていたら写真を撮り損ねていました。
極力LUXMAN L-570のデザインを再現したかったので、3mmアルミ板を上部と下部に分割し、面取りをして雰囲気を出そうと努力しました。
苦労した部分の一つが電源スイッチボタンです。
L-570の画像を見ると綺麗な曲線で構成されていますが、サンドペーパーと鉄ヤスリで再現するのは難しく、妥協してしまいました。
パネルとボタンの隙間が大きいと格好悪いので必要最小限にしました。
ボタンはデザインのバランスを考えてこのサイズにしましたが、少し操作し辛いのでもう一回り大きくしても良かったかも。
ボタン上部にはLED用の切り欠きも入れました。
ボリュームつまみはどうしても埋め込みたかったのでφ33mmのホールソーで穴を開けました。
アルミは柔らかく、穴あけ途中で中心が少しズレてしまい修正に苦労しました。
あと、面取りをもっと鈍角にしたかったのですが、このサイズのリーマーが入手出来なかったのでペットボトルにサンドペーパーを巻きつけた物で代用しました。
なのでこの角度で妥協です。
それから文字やロゴには転写シートを使いましたが、透明部分もシールとして残ってしまうので普通の透明シールタイプで良かったかも知れません。
シールの保護の為に仕上げにクリアを少々スプレーしています。
2箇所ほどアルファベットの綴りが間違っていますが、その後修正しております。
お恥ずかしぃ…。
さて、箱本体です。
ボリュームつまみ上部にL-570同様にグリーンのLEDを仕込んでいます。
砲弾型LEDのままだとボリュームつまみとの位置関係が上手く行かないので平面に削って調整しています。
固定にはホットボンドを使用。
電源スイッチの内部側です。
同じく裏側から。
バックパネルには故障して部品取り用になっていたCDプレイヤー:パイオニア PD-7050のバックパネルを加工して使用。
素材は銅で何となくオーディオ機器っぽく…ないか。
当初はRCAジャックも再利用しようかと考えていましたが、R・L間のネジ一本での固定になってしまうのでパネル取り付け型のRCAジャックに変更しました。
内側から。
少しキツくて配線も格好悪し。
今回のケースの最大の難関、天板の網。
最初は要らないCDプラケースを切り取って転写シートを貼り付けたのですが、転写シートは白っぽく濁るのと、固定に木工ボンドのみを使うとどうしても浮き上がってしまいました。
なので、一度は網を諦めて木目シートで隠してしまいました。
網を隠していた状態。
しかしL-570らしさでもある天板の網を諦めきれず、ダイソー透明下敷きと透明シール、ホームセンターで見付けた黒っぽく細いビスにて何とか面一(ツライチ)状態で網を再現する事に成功(したと自分では思っている)。
何度も実際に穴を開けた本当の「網」を作ろうかと考えましたが、何度頭の中でシミュレーションしても上手く行きそうも無かったのでダミー状態で我慢です。
薄っすら内部も覗けるのでマズマズかと。
しかし、出来上がってみればたったコレだけの物に、網のデザイン(穴の数やバランスの検討)やシール代など時間とお金が結構掛かってしまいました。
アレコレ考えている当時はソレはそれで楽しかったですが(笑
それから箱の角部分も本物に似せて丸みをつけたりしてます。
土台は9mmのMDF板を切り出してソレっぽく面取り→ブラックスプレーをプシューし、インシュレーターをビス止めしただけです。
インシュレーターのデザインは出来るだけ似た物を選んだつもりですが、実際にはそれ程選択肢がありませんでしたのでコレで妥協です。
これにてケースの製作は完了です。
妥協せざるを得ない部分が沢山ありましたが、出来上がった物を見ていると結構な満足度です。
音の部分ではまだ未完成ですが、改良しつつ大事に使っていこうと思います。
アンプ部もある程度弄りまわし、コレのアンプとしての実力は如何な物なのだろうかと思い始め、偶々ハードオフに売られていた中古のB&W CDM1(生産終了品、定価105,000円)というスピーカーを約3万円で購入してしまいました(=_=;)
勢いって恐ろしぃ…。
最後に本家 「LUXMAN L-570」 の画像を。
はぁ…、惚れ惚れする程カッコイイなぁ。
※画像は中古販売店様HPより(勝手に)拝借致しました。
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次回はLXA-OT1本体の改造(改悪?)編の予定です。
ではでは。
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