2012年2月23日木曜日

DN-NanoUSBDAC到着

上海問屋からDN-NanoUSBDACが届きましたので、パパッと画像をメインにご紹介。
※2012/2/23現在、上海問屋HP上では通常価格の¥6,999円に戻っています。

梱包内部の状況
取扱説明書や注意書きの類は一切入っていません。

付属USBケーブルはとてもチープです。





 
 
 
 
 
ACアダプター
12V 2Aです。
とても軽いです。
軽いのが悪いわけではありませんが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
分解状況
音出し前から分解します(´д`)
スイッチやUSBコネクタがある方のネジ2本を外せば簡単に基板が取り出せます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基板表側全景
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ニチコンFWコンデンサ
下部の印刷が異様に汚いです。
基板表裏も全体が薄汚れています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
WIMAフィルムコンデンサ
手前側のひとつにハンダがぶっかけられてます。(´д`)アブネ
こんなの基板のパターンにかけられていたら電源ONで一発ショートもありえます。
幸い他部分にこんなのはありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
トランジスタ周辺
2SC1815、2SA1015共に印刷の文字が手持ちの物より太い感じです。
これも汚れています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基板中央部
PCM2027やオペアンプ、レギュレータ等があります。
各部の半田はあまり綺麗ではありませんが、実用的には問題ないと思われ。
それにしても画像下部に写っているFWコンデンサはどうしてこんなにソッポを向いてつけられているのか?
他の方がUPされている画像のコンデンサも、向きは違えど同じ様に曲がって取り付けられていますね。
 
 
 
スイッチ周辺
端子類もとにかく汚れています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に基板裏側
3.5㎜イヤホンジャックとPCM2707裏辺りに黒い物が塗布されています。
何じゃこりゃ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
画像での紹介はここまでです。
 
まず、「とにかく汚れている」という印象が強いです。
ただのホコリみたいな汚れならそれ程気にする必要は無いと思いますが、ハンダの溶けたのが付着していたり、RCA端子や同軸デジタル端子など、ガサガサに汚れていて接触的にも良くないんじゃないかと思うほどです。
スイッチのツマミ部分もガサガサでした。
私はボロ布で拭けるところは拭き、細かな部品が密集しているところは絵筆で入念にブラッシングして出来るだけ綺麗にしました。
 
これから購入される方は、最初に基板を眺めて簡単にチェックしてから運用された方が良いかも知れません。
※分解する事で保証の問題がどうなるか分からないので、保証を気にする方はこの限りではありません
 
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組み戻して音出ししてみました。
USB接続、foober2000(16bit/44.1k、WASAPI)
響音DIGI+のアナログ2ch+foober(24bit/88.2k、WASAPI)と比べると、パッと聴きは少し左右に広くなった感じがしました。
中高音の出方も響音DIGI+で気になっていた凹みが、あまり気にならなくなった気がしないでもないです(分かりづらい文ですね)
100Hz辺りの音もやや増えたかな?
 
他の方のレビューの幾つかで、ノイズが気になるというのを見かけましたので検証。
 
・RCA出力
無音時に全音声出力(Windows上のボリューム、fooberのボリューム、LXA-OT1のボリューム)を最大にしてもノイズは一切聞こえないといってよいレベルです。
音量もデカ過ぎて使いづらいと言うことも無いかな。
 
※Windows音量50%、foober -20dB前後、LXA-OT1 最小から30度開きくらいで運用してますので、デカイっちゃデカイですが、ずっとこんな感じなので特別音量がデカくは無い、という意味で。
 
・ヘッドフォン出力
手持ちイヤホン複数を繋いで見ましたが、ホワイトノイズが大きいです。
無音時から音声出力中も一定音量のノイズが出ています。
音楽を通常音量で流していてもノイズがハッキリ聞こえるくらいです。
このままではヘッドフォンアンプとして使えないレベルです。
が、手持ちイヤホンで偶々繋いだTranscend MP320の付属イヤホン(AKG K12Pモドキ、32Ω?)だけがホワイトノイズが聞こえませんでした。
同じ32Ωの10PROはノイズがハッキリ聞こえます。
感度の問題かな?と思いましたが、
K12Pモドキ (参考K12Pのデータ/感度:109dB/mW、32Ω)
10PRO  117 dB SPL/mW, 1 kHz、32Ω
FXC-70  103dB/1mW、16Ω
 
FXC-70でも10PROと同様にハッキリ聞こえるので他にも要因があるかも。
で、オーテクのボリューム付き延長コードを挟んで音量スライダを最小側にしていくとノイズが消えることを確認しました。
RCA出力時との音量差も丁度無くなる感じになるので私にはこれで良いかも。
突き詰めれば、ブログ「メモ帳」のR.さんの改善方法(Gain変更)が適切だろうと思います。
 
 
取り敢えずRCA出力は問題も無く動作し、音に関してもやや良くなった感じがするので良しとします。
予想通りですが、DN-NanoUSBDACで「劇的に音が良くなる」という事はありませんでした。
少し慣らし込んでから、響音DIGI+に戻してみたりして比較してみます。
 
今後コンデンサやオペアンプ等を弄るかはちょっと保留というか、様子見してから考えます。
精神衛生的に各電解コンデンサと2SC1815、2SA1015くらいは取替えようかな…。
 
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あ!そうそう、上海問屋のスペック表のところに、
「入力端子 : USB、SPDIF」
と表記されてますが、SPDIFは出力の間違いではないかと思います。
色々レビュー記事をみてまわっていたら「DDCにも使える」とあったので、気になっていたんですよね。
で、今更ですがPCM2707のデータシートを確認してみたら、
「STEREO AUDIO DAC WITH USB INTERFACE,
SINGLE-ENDED HEADPHONE OUTPUT AND S/PDIF OUTPUT
とデカデカと書いてありました。

CDP-337ESDの同軸デジタル出力に繋げないじゃん orz


……、DN-68854ポチッちゃいました(´д`)アウー

ではでは。




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