2012年2月6日月曜日

LXA-OT1弄り(その6) その後・今後の予定編

一通りLXA-OT1を弄り、「弄繰り回したい病」もひと段落しましたが、先日我が家にお招きした中古のB&W CDM1(SEでもNTでもない初期型)との組合せで納得出来る音が出てくれませんでした。
画像はHifi-Wiki様から拝借



ちゃんとした位置に設置している訳でも無いのでその所為もある程度あると思いますが、とにかく高域が詰まったような感じで、イメージ的には6kHz~10kHzくらいが抜け落ちたような感じです。
(あまり大音量では鳴らせない環境なのですが、音を大きめにしていくとある程度は改善していくようでした。)
低域はどっしりとして締まりも程好く、かなり良い音が出ていると思います。
一応バイワイヤリング接続も試しましたが変化なし。





その原因がLXA-OT1側にあると思ってオペアンプをMUSES8820、LT1364、OP275、NJM2114DD、NJM2043DD、LM4562に取り替えてみましたが改善しません。
次に出力フィルタを疑いC58、C69のフィルムコンデンサをWIMA0.22μFからWIMA0.47μFに変更したところ、ほんの少し高域寄りに変化した気がしますが、改善されたとは言い難い状態…。

こりゃツイーター(内部フィルター含む)が逝ってるかなとかアンプの限界or相性かなとか、はたまたCDM1は元々こういう傾向のスピーカーなのかなとか頭がグルグルしてました。

で、バイアンプでも試してみようかなぁと思いながらスピーカーの接続端子を眺めていたら、端子のHigh側Low側間を繋ぐリンクバーがかなり汚れているのが目に入りました。
何気なく端子をバラし、接点復活材を吹き付けながら台所用スポンジでピカピカに磨き上げてしっかりと組付け→音出し確認。

…!ちゃんと高域出てる!!
全体的にやや低域寄りではありますが、掃除前とは明らかに違います。

掃除後のスピーカー端子



結局、スピーカー端子の汚れが最大の原因で、接触不良のような状態だったようです。
結構汚れの膜も厚かったしなぁ。
当たり前の事なのでしょうが、接続も疎かにしては駄目なんだなと思い知らされた一例でした。

アンプ側はバナナプラグにしてあるけど、そのうちスピーカー側もYラグかバナナプラグにしてあげようと思います。

と言うことで、各オペアンプでの評価もやり直しです。(´д`)ァゥー

************************************************************

それからACアダプタをニンテンドー ゲーム キューブ用12V 3.25A Made in JAPAN品(プラグをφ5.5mm 2.1mmへ取替え済み)にしてみました。
※2012/2/6 追記
 後期タイプMade in Chinaなっているようです
 近所のハードオフでは315円後期とも売られていました




コンデンサには日ケミのKZE、KMF、LXJが使われていました。
ACアダプタとしてどれくらいのレベルの物かよく分かりませんが、何となく悪くは無さそうな気がします。

古いIBMノートPC用の16V 3.36Aも試してみましたが、こちらはやや音のメリハリが良くなる気がするものの、主に高域が荒くなるように感じます。
どちらかと言うとデフォのアダプタの音が全体的にスムーズで良い気がするので、12Vで電流が多めに確保できる物を手持ちから探したところコレに行き着きました。
ACアダプタは当面コレで行こうと思います。

現在の構成で特に大きな不満点はありませんが、更に回路的な部分を煮詰めて行こうと思います。
今後の予定としては、

1. C21を三洋SEPC 16V 470uFへ交換
2. C70、C78を低ESRの物へ交換
3. C9、C10を撤去&ショート
4. C56、C57、C65、C66をフィルムコンへ交換
5. メインスイッチをケースバックパネルに増設

これらを考えています。(全て実行するかは検討中)
まぁこれらは暇をみてのんびりやって行こうかな。
お財布の中もスッカラカンだし…。
ではでは。




0 件のコメント:

コメントを投稿