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LXA-OT1弄り(その11) 更に更に調整中

前回「LXA-OT1弄り(その10) 更に調整中」からの続きです。





C6、C45をニチコンFG 16V 10μFに交換した件ですが、その後、割と大き目のポップノイズが出てしまいまして、暫く原因がどこか分からなかったのですが、こいつでした。
MUTE兼STANDBYボタンを押した後に「ボッ」と鳴りやがります。(´д`;)意味ネー

で、次の交換候補だったWIMAの63V 1.0μFに交換。
ポップノイズは治まり、音的にもFGの時と殆ど変わり無くなかなか良い感じです。
C6、C45は無闇に容量を増やすとダメなようです。

そしてなんとなくC9、C10にFG 16V 10μFを移植。東信16V 10μFさようなら。
(多分プラセボ効果で)音にほんの少し色がついたような気がします。
この状態で数日慣らしました。

なかなか良い状態になってきましたが、もう一歩。
エルガーの「威風堂々 第1番(希望と栄光の国)(終結部)」のシンバルが今一気に入らないので、試しにOPAMPをアレコレ入れ替えてみました。

シンバルの音のみに注目しての評価です
×
・JRC2043DD
・LM4562NA
・OP275GPZ
・LT1364
・JRC5532DD
これらはグシャリというか繊細さに欠け、喧しいだけで伸びもしません。


・JRC4580DD
・JRC4558D(LXA-OT1付属品)
この二つは良く似ていて×群よりはそれらしく鳴らしてくれましたが、少し荒くてジャリジャリ感がありました。惜しい。
余韻部分は短く、サッと収束してしまい味気ない感じになってしまいます。
また、シンバルに集中していながらも、中低域が他に比べてボケ気味なのが分かってしまいました。


・MUSES8820
・JRC2114DD
手持ちOPAMPの中でこの二つがシンバルをある程度まともに鳴らしてくれました。
特に余韻部分がそれっぽく聞こえます。
この二つで比較するとシンバルは甲乙付け難く、
MUSES8820
→ 低域が少し緩くて、一番下と一番上の音がやや少ないかな?
JRC2114DD
→ (8820比で)低域が程よく締まり、高域のかなり高いところの音がなんとなく綺麗かな?

ということでJRC2114DDに暫定ですが決定です。
調整の最後の最後にもう一度各OPAMPで聴き比べしてみようと思います。
かなり評判も良さげなMUSES8920も入手してみたいですし…。

本当はもうちょっと本物っぽく鳴って欲しいところですが、他の部品、構成等との兼ね合いやスピーカーセッティングなどの所為、もしかしたら音源の限界とかもある筈なのでこれで我慢です。


でもでも、やっぱり3kHz周辺の音の出方が気に入りません。
なんかこの音域だけふと詰まった感じがする事があるんです。
ボーカル(特に女性)も一歩下がったところから歌っていてしっくり来ません。
試しに、パイオニア SA-7800(不調であまり繋ぎたくなかったのですが)+ソニー CDP-337ESDに繋いでみました。
…、やっぱりあまり音の出方に変わりがありません。

可能性としてはスピーカー B&W CDM1の、
・ツイーターが死に掛け。
・ネットワークが死に掛け(コンデンサの容量抜け、ハンダクラック等)
等の機械的不良状態。
製造されてから10年以上は経っているだろうしなぁ…。

或いは、
・そもそもCDM1の性能を発揮させられる音量に達していない。(十分ありえる)
・LXA-OT1の出力不足や相性?(あまり考えたくない理由)

こんな感じかなぁ、なんて考えていたらムズムズしてきまして、とうとう手を付けてしまいました。
B&W CDM1分解、そしてツイーター交換。
在りし日の御姿

これは次回で。
ではでは。






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